コンセプト of 布細工こころ

Nunozaiku kokoro

つるし飾りは伊豆稲取に伝わる風習ではありますが、心温まる文化です。
お母さん、お祖母さん、そのまたお母さん・・・と代々伝わった風習です。
思いのこもったつるし飾りを一針一針、一つ一つ心を込めて作っていく。
皆様の自分探し、自分発見、・・・「こころの休憩」
布細工こころの教室空間を通して皆様と共有できればと思っております。

日本的な「和」の文化を大切にしており、製作は出来る限り手作業で行います。
生地においては可能な限り絹、麻などの自然素材を使用し、合繊、科学繊維などは使用しない様にしております。

見かけの派手さを求める事を本意としておりません。
古さの中に存在する大胆さや渋さ、日本的な雰囲気、繊細さを大事にしております。
合理性、機能性といった利便的な文化と違った部分にある、奥ゆかしさ、優雅さ、ゆとり、優しさなどを皆様と一緒に表現できればと思っています。

できる限り丁寧なつくりを基本とし、綺麗な作品作りを目指しています。
スピードより丁寧さ、作品数より作品品質と考えています。
丁寧に良い物を作る事で満足感、達成感を感じて頂ければと思っております。
作品は基本的に手作りで、針と絹糸を使い、手縫いで行います。

良質の作品を製作することは大切な要件では有りますが、そのために引き詰めた雰囲気の中、作品の品質を希求し、厳格さを追求することは本意では有りません。 布細工こころは厳しい修行の場ではなく、自分と向き合い、他人と作品作りを共有する空間と考えます。

丁寧に、美しく製作することは基本では有りますが、のびのびと、楽しく作品を作ることが大切だと考えています。
作品を制作する皆様の自分探し、自分発見、「こころの休憩」を皆様に提供できればと思っております。